
群馬県桐生を代表する工芸品・織物。
その起源は、1200年ほど昔、宮中に仕える白滝姫が桐生の山田家に嫁に来て、
村人に養蚕や機(はた)織りを伝えたのが始まりと言われています。
鎌倉時代末の新田義貞の旗揚げや、1600年の関ヶ原の合戦では、
徳川家康が桐生の白絹(しらぎぬ)の旗を用いたこと等から、桐生織物はその名を
全国的に高めました。
さらに19世紀前半には幕府の保護もあって、金襴緞子(きんらんどんす)や
糸錦(いとにしき)のような高級織物を生産するようになり、この伝統的技術・技法は
今の桐生織に引き継がれています。