
伊勢崎絣の歴史は古代にまで遡りますが、産地が形づくられたのは17世紀後半になってからです。
明治、大正、昭和にかけて「伊勢崎銘仙(いせさきめいせん)」とよばれ、
全国的に知られていました。
伊勢崎絣は、単純な絣柄から精密な絣模様まで、絹の風合いを生かした手作りの絣として、
色々なものが作られています。
材料は、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸を使い、先染め(手くくり、板じめ、型紙なせん)の
平織りの技法で織り上げられているのが特色です。
「括り絣(くくりかすり)」、「板締め絣」、「併用絣(へいようかすり)」、
「緯総絣(よこそうかすり)」の4つの技法があります。
織り方はいずれも同じですが、絣糸の染め方や用い方に違いがあり、そこから伊勢崎絣の
多彩な表現が産み出されています。